さて、2006年からこちらエキサイトブログで、沢山の方々との出会いや会話を楽しませていただいてきましたが、スマートフォンなどのデバイスでは、記事にエキサイトの広告が混在し、とても見にくい状態になっています。 そのため新たなブログを英語と日本語のバイリンガルで作ることにしました。 こちらです>>Aika Felt Works Blog このエキサイトブログはこのままにしておきますが、新規投稿は新ブログのほうへ行います。また新ブログでお会いしましょう!写真主体のブログにしていますので、どうぞこれからものぞきに来てくださいね。 #
by aikafeltworks
| 2013-09-05 20:59
| お知らせ・リポート・ショップ
Facebookなどに近況をアップするつもりですので、ちょくちょくのぞいてみてくださいね。 2010年の秋以来、2年以上帰国していなかった日本へ、やっと旅立ちます。私の頭の中はといえば‥ 九州から送られてくる夏みかん、桃、スイカにぶどう、元気いっぱいの、日本の夏のくだもの。 鯛と生タコの刺身、こんにゃくの甘辛煮、エビの天ぷら、焼き鳥、揚げだし豆腐、オクラの鰹節ポン酢がけと、両親と一緒に飲むビール。 高菜で包んだおにぎり、茶粥、きゅうりのおつけもの、さば寿司。 抹茶ソフトにわらび餅。あ~!もう! 食べるぞー!! #
by aikafeltworks
| 2013-06-29 05:21
| お知らせ・リポート・ショップ
写真は今回ご注文いただいた、R.I.さんのために製作中の、白のクロスボックス。丁寧に作っています。コテージバッグやコースターをご注文いただいた皆さんも、到着を楽しみにお待ちくださいね! 。。。。。 ニュースレターの配信は、私にとってとても勇気のいることでした。というのも、皆さんのメールボックスはもうすでに満杯でしょう?知らない会社からどんどん届く、スパムメールを削除するのに頭を痛める方も多いはず。私にとって「ニュースレター」とはほとんど迷惑なもの、という認識でした。 ですが、いろんなところで書かれているものを読むと、ニュースレターに始まりフェイスブックなどのSNSは、お客様とコミュニケーションをするためのツールであり、メガフォンのように一方的に宣伝するためのものではない、とあります。メールであれば特に、返信するだけで、フェイスブックなどのように他の人に開示されることなく、直接気軽にコミュニケーションをとることができる‥ そう気付いたとき、これはやってみるべきだ、と思いました。私にとって、お客様のことを知ること、お客様の声をお聞きすることは、商品を作る上で大事だということ以上に、仕事を続ける励みになるからです。 そこで、最も大事なのは内容。私の気持ちの押し売りにはならないように、読者のみなさまに、迷惑にならず、むしろ楽しみに配信を待っていただけるような内容とはどんなものか。それ自体お聞きしたいのですが(笑)、まずは足りない頭でいろいろ考えています。それぞれの記事はこのブログにも載せるのですが、お得な情報などを確実に受け取りたい方は、ぜひニュースレター配信のご登録をこちらからお願いします。 7月1日から日本へ旅立ちます。ほぼ10年ぶりの『日本の夏』が楽しみです! #
by aikafeltworks
| 2013-06-17 16:40
| 私がつくっているもの
仕事としてではなく、自分で自分の家を、何年もかかって建てようと思う人って、どれくらいいるでしょうか。日本は地震が多いし免許も必要だろうし、家を自作するなんて、敷居はとても高く感じます。しかしここフィンランドでは自宅のほかに、余暇を過ごすサマーコテージを持つという文化があり、それを自分で建てる人が結構います。レゴのように、きっちりと製材されたログを積み上げて作るログハウスが典型的で、ログビルダーに基礎を作ってもらえば、室内の仕上げは自分でできます。 ですがペッカさんは、ある程度レディーメイドされたログハウスではなく、木を選んで切り出すところから、自分でできることは全部自分でやりつつ、まさに世界に一つのログハウスを建てると決めました。3人の子供に手がかからなくなってはいましたが、まだまだ現役の働き盛りで忙しい中、週末と夏休みを利用しての作業です。最初は妻に反対もされましたが、ついに1994年、建設にとりかかりました。 コテージの敷地へと続く私道を作り、地ならしをし、木を切り出し‥1994年に始まった建設作業は、テラスが出来上がって寝泊りができるようになるまでに、実に5年かかりました。ロヴァニエミの冬はマイナス30度近くになるから、暖房のない建設現場での作業は無理です。最初の数年は夏だけの作業でした。 ペッカさんの息子である、私の夫のカッレは、コテージを作っている時のペッカさんは、時にひどく疲れて機嫌が悪いこともあった、といいます。仕事をしつつ、土日は現場へ。それを何年も続けていくのですから、体力的にきついのが想像に難くありません。それでもくじけないお父さんを見て、尊敬しない子供なんていませんよね。 趣味というには程遠く、ライフワークというのもまだ軽いような、ペッカさんの人生の柱となっているコテージ作りは、庭や畑を含めて今も続いています。毎週末、夫婦揃ってコテージへ出かける姿を見れば、彼らの老後の過ごし方も容易に想像できます。 彼は大きな夢を見て、それを自分で叶えるために生きている。 そういう人生を、黙々と生きている。 私に一番近しいフィンランド人は、そういう人です。 ペッカさんが建てたコテージに、私が始めて招待されたのは2003年のことで、コテージはすでに出来上がり、畑ではジャガイモを育てていました。近くに移築した薪小屋を含め、ゆっくりと案内をしてもらい、アルバムを見ながら、建築の工程を見せてもらったのでした。 それを時系列でご紹介したいと思います。画像をクリックするか、こちらからどうぞ。 #
by aikafeltworks
| 2013-06-14 05:40
| 思索・散策
ユハヌスは祝日で、スーパーなどのお店は全てクローズ。前日からお祭りモードになるフィンランドでは、仕事も半日で終わり、お店も営業時間を短縮するところが多く、コンビニが登場する前の日本の盆正月のように、買い物客がラストミニットに押し寄せます。 フィンランドでユハヌスが特別な位置をしめるのは、冬の長く暗い、太陽の光に焦がれながら過ごす日々からの、反動があるからでしょうね。そして北極圏以北では、真夜中の太陽の季節。私たち家族は毎年、北極圏からやや南にあるサマーコテージに集まるので、地平線より上にある真夜中の太陽を見たことはないのですが、空は夕暮れのようで夜明けのような、幽玄な色合いになります。写真は数年前に撮影した、真夜中を少し過ぎたころの空。 火を見ると、血が騒ぎますか?それとも、炎の揺らぎに気持ちが静まりますか?フィンランド人はこの日、サウナを楽しみ、熱くほてった身体を川や湖に飛び込んで冷やします。でも、水温はとっても低くて冷たいんですよ!コッコと呼ばれる焚き火の炎で血が騒ぐ、というのに加え、酔っ払っているんですね。溺れた人を助けるため、サイレンの音が聞こえてくるのもユハヌスの夜の特徴‥。 サウナは、フィンランドでは神聖な場所とも考えられています。日本のサウナと違って、サウナストーブに水をかけ、上がる蒸気を楽しむのがフィンランド流です。かつてユハヌスに、サウナストーブの薪が燃える音、熱せられた石に水がかけられ蒸気が上がる音、サウナバスタで身体を叩く音、つまり「サウナの音」を、静かなナレーションとともに流すラジオを聴いたことがありました。まるで日本で、大晦日の除夜の鐘を聴いているような、あの息をひそめて時がくるのを待っている、祈りのような雰囲気がありました。 日照時間はユハヌスを境に、また短くなっていきます。これから夏だというのに、少し冬の予感もあって、私はなんだか切ない気持ちになるのですが、そんな気持ちをかみしめながら、静かに時が流れるフィンランドのユハヌスを、今年も太陽を探しながら過ごしたいと思います。夏至の日は昼の時間が長いので、「電気を消してスローな夜を」というタイトルで節電を呼びかけるイベントが行われているそうですね。星空を楽しめる日本の夜に、キャンドルをともしてゆっくりするのも、またいいですね。 #
by aikafeltworks
| 2013-06-14 05:39
| 思索・散策
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