明けましておめでとうございます!
今日は1月2日。私の仕事はじめ‥と言いたいところですが、元旦の昨日も夫や息子が寝静まった夜中、この記事のためにPCに向かっていました。 でも気持ちは新鮮!今年はちゃんとお金のことを考えて、お金のことから逃げず、結果を出そうと目標を立てました。真剣にビジネスのことを勉強して、もっとこのクラフトの仕事を好きになりたい、自信をもちたい。こういう熱望を抱くのはとても久しぶりで、もしかしたら10年以上前、フィンランドに行きたい!と焦がれていたころ以来ではないかと思います。 目標を立てる前に、自分をよく知ること─。今回は、お金のことですから、年末は2011年の収支をひたすらチェックしていました。これからそれらの分析をし、ゴールへ向かうための小さな目標をたくさん立てていきます。最終的な目標は漠然としがちですが、それを100とか1000の階段のように、小さく小さく分割していけば、今日何をすべきかがわかります。 さあ!今年もがんばって行きましょう! さて、オリジナルラップトップケースを作るこのCo-design project、前回は材料集めに奔走の過程をお伝えしました。手元に集まった材料の一つ、ヘラジカの革がこれです! お、重い‥ きめも粗い‥ 革が重い、ということを、すっかり忘れていました。フェルトの軽さに比べて、同じ面積でなんという重さの違いでしょう!このヘラジカの革は分厚くて、2,5ミリほどでしょうか。そして、革独特の匂いをかぎながら、『一体の』革の、生前の姿を思わせるこの形を見ながら、やや怖気づいていました。 これを使うのは難しいだろうとの印象でしたが、まずは材料に慣れること。ファスナーと革とフェルトを組み合わせる、という初めてのチャレンジです。アイデアはあるのですが、どういう処理や手順になるのか、具体的な工程が描けずもやもやしているので、今ある商品の形をまねて作ってみることで、なぜその形、処理なのか、勉強することにしました。 そこで参考にしたのが、ネットで見つけたブランド、hard graft です。 かっこいい! フェルトと革を組み合わせたバッグ類が、すでに2007年から生産されているそうです。私が新たに作る必要があるのか、とやる気をなくしたのですが(笑)、私が今回テーマにしている、静電気予防のための、革を中に使った商品は存在せず、ここに意義を見つけてとりかかることに。 たくさんあるバッグの中の、2種のバッグに注目しました。オールインワンの、PCだけでなく書類なども入る、上から出し入れできるバッグと、一眼レフカメラのバッグのように、まちが広くて二本のファスナーで蓋がガバッと開く小物入れ。 これらを参考に、恐る恐る革にはさみを入れていきました。 意外にも気持ちよく切れる革。はさみもカッターもすいすい入っていきます。なんだか楽しくなってきたぞ。。 ここ使っているファスナーは、手持ちであった材料で、色もデザインもバラバラですが、本番では日本から取り寄せたオリジナルファスナーを使います。 下の写真は、その過程です。詳しくは、リンクからジャンプしてご覧くださいね。 ということで、ヘラジカの革はNGでした。 次は自分のデザインで一つ作ってみます。次回の更新をお楽しみに!
by aikafeltworks
| 2012-01-03 02:02
| Co-design project
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